テスラの自動運転で逮捕者

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こんばんは。

今日は最近流行りだしているテスラ自動車に関する事件の話題です。

この事件は日本ではなくカナダで起きた事件とのことです。
要約すると、テスラで通勤中のドライバーが自動運転にしてリクライニングにして寝て移動していたそう。偶々それを発見したカナダの警察が車内を見ると誰も乗っていないように見え、車が勝手に走っていると思い後方から追跡。赤い回転灯を付けた所前を走っていたテスラが速度を上げて逃げ始めたので、警察車両も追いかけて警告をしてドライバーに車を止めさせたそうです。
ドライバーは危険運転の罪で24時間免許停止処分を課されたそうです。

まだ20代前半のドライバーは、警察によってその場で速度違反と過労運転による24時間の免停措置がとられました。さらに危険運転容疑によって起訴され、裁判所の召喚状を受け取ったとのことです。

 

この事件決して海外だから起きるものではなく、今後の日本でも起こりうる事件と考えております。まだ日本では完全自動運転は無いものの、オートクルーズ、自動ブレーキ、自動駐車装置など半分自動化が進んでいます。ただでさえATの車で踏み間違えで突っ込んだり、サイドブレーキ引き忘れて突っ込んだりする事故が多発している今です。自動運転が発達すれば気は緩みますので、増々そういった事故は増えていくのではないかなと思います。

 

今後少し恐れているのが、大体の車がほぼ自動化して自分らのように車好きの人しかMT車に乗らなくなるような時代が来た時、何かトラブルで事故が起こった時に相手が「うちの車は自動運転だから、こちらには非がない。向こうは完全自分で運転してるから無効の運転ミスだ」と主張された時に、果たしてきちんと公平に判断されるのかと言うところです。もちろん状況判断で過失割合は変わりますが、100%相手が悪い事故でもこちらが操作していれば防げた事故と判断され8:2など過失割合が変わることがあるのではないかと考えています。もちろんきちんとした証拠や主張をしていくのも重要ですが。

 

日本では完全自動運転はまだ少し先だと思いますが、自動化が進んでいる今のうちにある程度法整備をして、色々なことが決まってから完全自動運転を反映させていってほしい限りです。